皆さんこんにちは、Taro Techです。
今回は実践編ということでJavaを使って実際にプログラミングをやっていこうと思います。
私自身も新卒でシステム開発の会社に入社して初めてプログラミングを触ったという経験があり、始めたての頃は少し苦戦した思い出もあります。
そんな私の経験を踏まえ、初心者がつまづきやすいポイントなどを押さえながら丁寧に解説していきます。
これまで全くプログラミングをやったことないという人でも理解できるように、1つずつポイントをおさえてプログラミングの楽しさを知っていきましょう
それでは、Let’s Programing!
1.事前準備
まずは、事前準備として「Java」の実行環境の構築が必要となります。
もうすでに終わってるという人はここはスキップで結構です。
プログラミングはコードを書いただけではアプリとして動かすことができないため、まずは動かすための環境を整えてあげる必要があります。
まだという人は、以下の記事を参考に環境構築を行いましょう。
2.用語の説明
プログラミングをするにあたり基本的な用語の意味を説明しておきます。
コード : プログラミング言語として意味をなすひとまとまりの文のこと
ソースコード:実際に書いたコードそのものを指す言葉
バグ:コード上に誤りがあり、システムを動かしたときに発生する不具合のこと
一般的にはエラーともいわれたりする
デバッグ:ソースコードを検査して修正を加えること
特にバグが発生した時にはこのデバッグが重要になってくる
ちなみにバグについてですが、上記のようにそもそもソースコードに文法的な誤りがある場合をバグといいます。さらには、文法的な誤りがないもののシステムやアプリが意図しない動作をする場合もバグがあるとみなします。
3.実際にプログラミングしてみよう
さてここからはいよいよ実践に入っていきます。
慣れるまではゆっくり丁寧に実装していきましょう。
3-1.ソースコードの作成
まずは、テキストエディタでソースコードを作成していきます。
ちなみにテキストエディタはメモ帳等使用していただいても結構ですが、今回はコーディングするときに便利なエディタでもある「サクラエディタ」を使用します。
① ソースコードを記述
class HelloWorld{
public static void main(String args[]){
System.out.println("HelloWorld");
System.out.println("初めてのプログラミング");
}
}
テキストエディタに上記のようにコードを記述しましょう。
コードを記述するときに注意してほしいのが全角スペースになります。
もし全角スペースを残したままプログラムを動かそうとするうまく動かないことがあります。そのため、保存する前に全角スペースが入ってないか確かめておきましょう。
ちなみにサクラエディタでは分かりやすい目印で教えてくれます。
② ソースコードが記述出来たら保存する
「名前を付けて保存」を選択
ファイル名:「HelloWorld.java」
拡張子を「.java」にすることでjavaファイルと認識して動かすことができます。
ファイルの種類:「ユーザー指定」
保存場所:「Local Disk(C:) > Java」
文字コード:「SJIS」→ つまづきで解説
今回はLocal Disk(Cドライブ)の中にJavaというフォルダを作成してその中にjavaファイルを保存しましょう。一応保存場所は任意ですが、のちの実行の部分でjavaファイルが存在するパスの指定という操作があり、その部分でファイルの保存場所が重要になってくるのでできれば合わせましょう。
ファイルの文字には文字コードというものがあり、この指定を誤ると機械がコードを言葉として認識できず文字化けが起こってしまいプログラムが正しく動作しません。(特にコード内に平仮名や漢字が含まれている場合に文字化けを起こします。)
「Windows」を使っている人は文字コードを「SJIS」に変更してファイルを保存しましょう。
ちなみに「UTF-8」で保存して実行をかけると「HelloWorld」は認識してますが、「初めてのプログラミング」という文字列は文字化けを起こしていますね。
3-2.実行
いよいよコードを実行してみたいと思います。
① コマンドプロンプトを立ち上げる
「windowsマーク」+「R」>「cmd」と入力
② javaファイルの保存場所(パス)を確認、コピペ
「windowsマーク」+「E」でエクスプローラを開く > javaファイルを保存した場所までたどる
赤枠内に記述されたjavaの少し右の空いたスペースをクリック
赤枠内に表示されているjavaファイルのパスをコピペする
③ コマンドプロンプト上でパスを指定する
コマンドプロンプトで「cd C:\Java(②でコピペしたパス)」と入力(cdとパスの間は半角スペース)
パスを指定することでPCがjavaファイルの場所を認識して実行できるようになります。
ちなみに、パスを貼り付けるときはcdと入力した後に「Ctrl」+「V」で貼り付けてください。
コマンドプロンプトは操作の使用がほかのソフトと少し異なる仕様となっているため注意してください。
このようにパスが移動していれば成功です。
④ コンパイルと実行
最後にjavaファイルをコンパイル・実行します。
ちなみにコンパイルとは、ソースコードを解析して機械が理解できる形に形式変換することです。
この操作を忘れるとうまく動きません。
「javac HelloWorld.java(保存するときに付けたファイル名)」と入力して「Enter」を押下
(javacとファイル名の間は半角スペース)
少し間があって特に何も表示されずに次の行に進んだらコンパイル成功です。
成功するとこのようなclassファイルが自動生成されています。
最後に、「java HelloWorld」と入力します
このときのHelloWorldはソースコード内で名前を付けたクラス名になります(ソースコードの1行目参照)
このように表示されていたら成功です。
お疲れさまでした!
4.ヘルプ
例えば、3行目のセミコロンを消してみると、コマンドプロンプトでミスの箇所を明記してくれます。
5.まとめ
皆さんいかがだったでしょうか。
今回は実践編ということでJavaを使った簡易的なプログラミングについて手順を整理しながら解説してきました。
誰しも最初は慣れないことが多く失敗することもありますが、プログラミングはやればやった分だけ力がついていくものなので、興味がある人はどんどんチャレンジしていきましょう!
この記事が読者の皆さんの役に立ったり何かのきっかけになれば幸いです。
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