【大手内定者監修】就活でOB訪問をするメリット・やり方・メールの書き方

就活


皆さんこんにちは、Taro Techです。
今回は就活における情報収集の手段である「OBOG訪問」のやり方と流れについて解説していきます。

気になる企業はあるけど知り合いがいないと言う人は意外と多いのではないでしょうか?
そんなときこそOBOG訪問をすることで社員の方から有益な情報が得られ、周りと差をつけられるかもしれません。

今回の記事では、著者が実際に体験したことをもとにOBOG訪問について徹底解説していくので、皆さんも是非再現してみましょう!

はじめに

「OBOG訪問」とは、実際に企業で働いている自分と同じ大学のOB・OGと話す機会を設け、企業のことや実際の業務のことさらには就活のことについて情報収集する手段のことです。

これだけだとOB・OGがいなければOBOG訪問できないような印象を受けますが、自分の気になる企業にOB・OGがいなかったとしても安心してください。

最近では様々なアプリやサイトが充実してきて、以前よりもOBOG訪問に対するハードルというのは下がってきているように感じます。
またコロナの影響で情報収集する機会が減っている今だからこそ、優良なサービスを活用してOBOG訪問してみることが大切だといえます。

OBOG訪問してみたいけど、人脈が無いという学生ややり方がわからないという学生のために1つずつ順を追って説明していきます。

OBOG訪問をやるメリットについて

OBOG訪問をやるメリットとして以下のことが挙げられます。

OBOG訪問のメリット

1.自分と同じコミュニティ以外から情報収集できる
2.社会人目線からの意見が聞ける
3.企業説明会では聞けないような業務の具体的な話が聞ける
4.基本的に1対1でゆっくり話が聞ける

1.自分と同じコミュニティ以外から情報収集できる

就活をやっていく中で誰から情報収集するかというと、基本的には知人や先輩といった自分と同じコミュニティに属している人がメインになると思います。
当然それだけでは企業分析の情報としては不十分な場合が多いといえます。

このようなときにOBOG訪問を活用してみることで、普段は関わることのない自分のコミュニティ外の社会人ないしは内定者と話す機会が得られ、企業に関する詳しい情報を入手することができるようになります。

また、冒頭でも述べたように最近では出身大学が異なる場合でもOBOG訪問を受けてくださる社会人を見つけやすくなっているため、積極的なOBOG訪問が可能になっているとも言えます。

2.社会人目線からの意見が聞ける

OBOG訪問をする相手はたいていの場合社会人であることから、話をする際に社会人目線の意見を聞くことができます。

例えば会社のことでも学生から見た企業の良さと実際に働く社員から見た企業の良さが異なる場合もあります。そのようなときに社会人ならではの話を聞くことで学生との会話からは得られないような意見が得られ、企業選びの視野が広がる可能性があります。

また、企業のことだけでなく就活に関する相談をする際も、社会人ならではの視点からアドバイスをもらえることもあります。

面接の場面を思い浮かべてもらうと、面接するのもそれを評価する人も皆社会人であるため、社会人目線のアドバイスというのは結構本番で役立ったりするものです。

3.企業説明会では聞けないような業務の具体的な話が聞ける

企業説明会では多くの学生に対してその企業がいかに魅力的かということをアピールしなければならないため、「表面的な魅力を伝える」ことに重きを置かれがちです。

その分説明会だけでは、深く踏み込んだ企業の裏話や実際の業務についての話を聞くことは難しいといえます。

そのような情報を補うためにもOBOG訪問をすることで、他では聞けないような具体的な会社の話を聞くことができるでしょう。

4.基本的に1対1でゆっくり話が聞ける

例えばOBOG訪問以外にも座談会のような社員と少人数で話す機会というのはあります。

しかし、いくら少人数といっても自分以外にも学生はいるため、自分だけが聞きたいことを質問するというのは協調性を疑われかねないのであまり良いことだとは言えません。

その点についてOBOG訪問だと、基本的に1対1で会話ができるため自分が聞きたいことを時間が許す限り質問できるというメリットがあります。 OBOG訪問は自分の体験上おおよそ1時間~2時間くらいの時間を設けていただけるので、あらかじめ聞きたいことを整理して臨むようにすると、相手に対して失礼なく有意義に時間を過ごすことができるでしょう。

OBOG訪問の流れ・やり方

それでは私の体験をもとにしたOBOG訪問の流れ・やり方について順を追って解説していきましょう。

1.OBOG訪問用のアプリ・サイトに登録する

いきなり自分の気になる企業の社員の方を見つけるのは難しいので、まずはOBOG訪問用のアプリ・サイトに登録しましょう

なぜOBOG訪問用のアプリ・サイトがいいかというと、OBOG訪問をするための環境やノウハウが整備されている分、自力で社会人を探すよりも楽だからです。

JavaDog
JavaDog

私も実際にOBOG訪問のサービスを利用することで、のべ5人の社会人の方とつながる機会を得ることができました。

2.プロフィールを充実させる

アプリ・サイトの登録が終わったら、次にプロフィールを充実させましょう。

一般的にプロフィールの充実率は80%以上が良いとされており、社会人の方に接触を図る際も、プロフィールがスカスカの学生よりもしっかり書いている学生の方がお願いを聞いてもらいやすいです。

自分の登録したアプリのプロフィール欄を確認したうえで、基本情報はすべて詳しく埋める努力をしましょう。

もし、自由記述欄があった場合は以下のような項目を書いておくと社会人に対して熱意を伝えることができます。

自由記述欄に書くべき+αの情報

・志望業界とその理由
・学生時代に力を入れていたこと(学チカ)
・将来その業界で挑戦してみたいこと

これ以外にも自分らしさや熱意を伝えたいという人がいれば、プロフィール欄に書いておくとより好印象に映るでしょう。

3.チャットで気になる社会人に訪問依頼する

プロフィールを埋める作業が終わったら、いよいよ社会人に訪問依頼するステップになります。
おそらく誰もが最初はどのように依頼してよいか分からないと思うので、実際に私が学生の時に使っていたあいさつ文を紹介しておきます。

訪問依頼例文

はじめまして。○○大学の○○(自分の名前)と申します。
私は、○○(志望業界)を志望しており、~(相手の企業に対する興味の理由)という理由から貴社に対して興味を持ちました。
また、○○様(相手の名前)のプロフィールを拝見させていただき、~(聞きたいこと)や~(相談したいこと)についてお話を伺いたいと思い連絡させていただきました。
もしご都合がつくようでしたら、是非○○様にOB(OG)訪問させていただきたいです。
以上よろしくお願いします。
○○(自分の名前)

このように、話を聞いてみたい相手の会社に対する興味や相手に対する要望を言葉にして伝えることで失礼なく訪問依頼することができます。

また、もう少し丁寧な文章にすることもできますが、あなたが学生という立場を相手も理解しているので学生らしい丁寧な言い回しができていれば特に問題はありません。

実際に訪問依頼して、相手から返事が返ってきた場合はなるべくマメにかつ丁寧に対応することを心掛けましょう。
さらに訪問依頼を承諾していただけた場合は、相手と相談して日程や訪問の形式を決めましょう。

4.準備をしてから実際に訪問する

日程が決まったら、次はいよいよ訪問です。
ただ、いきなり訪問というわけにもいかないので入念な事前準備をしておきましょう。

OBOG訪問の事前準備

1.前日にスケジュールの確認連絡を送る
→リマインドすることで予定のすっぽかしが防げます。

2.質問内容や相談内容をまとめておく
→時間を有効活用するために重要です。場合によっては事前に相手にも伝えておくとよいです。

3.集合場所・時間や使用ツールの環境確認
→対面の場合は集合場所、オンラインの場合は環境を確認しておきましょう。時刻は厳禁です。

4.服装の確認
→スーツかオフィスカジュアルでもいいか確認しておくと失礼がないでしょう。

実際にOBOG訪問している際はメモを取りながら相手の話をしっかりと聞きましょう。また話を聞きながら事前に用意していない質問をしてみるのも熱意の高さが伝わるので良いでしょう。

また、OBOG訪問が終わった際は、時間を設けていただいたことへの感謝の気持ちを持って必ずお礼を言ってから解散するようにしましょう。それが社会人になるためのマナーです。

5.OBOG訪問が終わったらその日のうちにお礼の連絡をする

OBOG訪問が終わったら必ずその日のうちにお礼の連絡をしましょう。
ここでも初めての人のためにお礼連絡についてお手本を紹介しておきます。

お礼連絡例文

本日はお忙しい中OB(OG訪問)の時間を設けていただきありがとうございました。
○○様のお話を聞いて、~という点や~ということに関する理解を深めることができました。(ES添削や面接練習等就活相談をしていただいた場合)
また、~についてアドバイスしていただいたこともこれからの就職活動の参考にしていきたいと思います。
○○様に良いご報告ができるようこれからも就職活動の方頑張ってまいりますので、また何かあった際はご指導のほどよろしくお願いします。
重ね重ねではありますが本日は本当にありがとうございました。
○○(自分の名前)

上記のように実際に聞いた話から気になったことや解消された疑問点について触れたうえでお礼を述べることで、相手としても学生の力になれたと感じられます。

このように相手に何かしてもらったらその日のうちにお礼を言って、良い報告ができるようその後の就職活動につなげていきましょう。

まとめ

皆さんいかがだったでしょうか。

今回は「OBOG訪問のやり方および流れ」について解説してきました。

昨今のコロナの影響で就活に関する情報収集が難しくなっている今だからこそ、OBOG訪問を活用して情報収集することがライバルと差をつける良き手段になっています。

この記事を読んだあなたも是非今回紹介したやり方を再現して実りある就職活動にしていきましょう。

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